Vgan(ヴィガン)とは、
Vegan(以下、ヴィーガン)の教えを元に
”もっと気軽に”【Take it easy!】
ヴィーガンのライフスタイルを取りいれよう!
【begin Vegan】
という願いを込めた造語です。
ヴィーガンは、完全菜食主義者と訳されますが、その根底にあるのは、動物愛護の精神です。
ヴィーガンは、一切の動物の犠牲のない世の中を目指しています。
つまり、食だけに限らず、衣服や家具、身の回りの全てのものから動物性の製品を排除した生活を送る人々のことを指します。
私たちはそんなヴィーガンの教えを元に植物性原料を使用したヒトにも地球にも優しい商品作りをしています。
- 100%植物由来原料
- Vganブランドの商品は全て植物由来の
原料のみ使用しています。
動物性の原材料は一切排除して、
Vegan Freeな商品を作っています。
- 無添加 or
添加物低減使用 - Vegan Freeの添加物でも添加物は
添加物です。
Vganブランドの商品は、添加物を一切
使用しない完全無添加の商品と、
必要最低限の使用に留めた商品があります。
粒の剤形を保つため、あるいは
カプセル充填の流動性を高めるために
必要な最低限の添加物が必要な場合のみ
使用を許可しています。
- 安心・安全の
基準と管理 - 最終の加工工場だけでなく、
元原料の生産方法から原料の加工工場、
物流に至るまでお客様が安心してお飲み
頂ける様なトレーサビリティ(追跡可能性)
を構築しています。
さらに、原料を加工する海外の工場では、
品質管理に、日本でも当たり前となってきた
GMP認証を取得。
また、GMP認証よりも厳しい基準を設ける
Kosher(コーシャー)、Halal(ハラル)
も取得しています。
原料はもちろん
Non GMO(遺伝子組換えでない)、
無農薬栽培、GRASにも対応しています。
そして、最終的にはこれらの原料を製品に
加工する工場は、GMP認証を取得した
国内工場です。
- 商品パッケージ原材料の見方
- 原材料名の欄①の部分が食品原料として、最も配合量が多い原材料となり、順に量が少なくなっていく。また、製造地の表示義務があるのが最も配合量の多い①の原材料となる。
- ②のスラッシュ以下は全て添加物。
添加物も同じく配合量が多い順に表記されている。 - ③の部分は、特定指定原材料とそれに準ずるもの(食物アレルギー症状を引き起こすことが明らかである食品)が記載されます。特定指定原材料は7品目、準ずるものは21品目ありますが、表示義務があるのは、特定指定原材料の7品目のみなので、表示には見えないアレルギー原料が配合されているかもしれないのでアレルギーをお持ちの方は注意が必要。Vganでは28品目全ての表示を行っています。
- ヒトと地球の
健康に優しい - 環境保護が叫ばれて久しいですが、このコロナ禍でさらにその機会が増えています。
地球温暖化の影響で、異常気象が起きたり、未知のウイルスが発生したり、我々、人類を脅かす脅威が頻発する様になったと感じています。
このまま環境汚染を続けていたら、私たちの子や孫の世代はどうなってしまうのでしょう...。次の世代に繋ぐために、
ヒトの健康はもちろん、地球の健康にも優しい素材を活用して、ヒトと地球の健康に寄与します。
- Veganは動物性の商品を一切排除した生活を送っています。完全菜食主義者などと訳されますが、単純に菜食主義という訳ではなく、生活のあらゆる場面で、動物の一切の犠牲を払うことがない生活を送っています。
具体的には、ウールや毛皮、革製品など衣服、革製の家具や羽毛など寝具、化粧品や整髪料にいたるまで、生活の中から動物性の素材を一切排除しています。
この様に極端ではなくとも、ダイエットや健康に良いということもあって、食生活のみヴィーガンというダイエタリーヴィーガンという人も増えています。
近年更に注目されているのがSDGsとの関係です。どういうことかというと、農産物を食べている方が、畜産物を消費するよりも圧倒的に環境負荷が少ないということです。
- 野菜VSお肉!?
環境に優しいのは? - 普段食事をしている時には全く意識していませんが、
野菜とお肉では環境負荷が少ないのは
どちらなのでしょうか?
こう問われれば、みなさん自ずと答えは
出てくるかと思います。
そうです!「野菜」の方が
圧倒的に環境負荷が少ないのです。
まず、畜産には予想以上に多くの資源が消費されている
現状を確認していきます。
それは、家畜にわたっている食料や資源を、
貧困などに苦しむ人間に供給すると考えると、
およそ35億人もの人々に栄養を行き渡らせることが
可能であるという研究結果があるほど。
では畜産には、いったい何が、どのように、
どれくらい消費されているのかご説明します。
主に大量消費される資源は、以下の3つ。
- 畜産に必要とされる水
- エサになる穀物を育てたり、家畜の飲料として消費される水など
畜産に必要とされる様々な用途の水を合計すると、なんと全世界の淡水量の27%が消費されています。
例えば、牛肉からステーキ1kgをつくるために必要な水は約20,600リットル。一方で、野菜であるトマトを育てる時に必要な水の量は、約130リットル。牛肉を1kg生産するには、トマトの158倍もの水が必要になるのです※1。
世界的にみると、干ばつや水不足に苦しむ人々がいる反面、食肉のためにこれだけの水が使われているのです。
- 膨大な量の餌となる穀物
- 事実として、世界中の穀物の50%以上が家畜に供給されています。この供給される穀物は、貧困に苦しむ人口が多い発展途上国で栽培され、この穀物で育った家畜は、先進国へと輸出されるのです。私たち日本人は先進国に住む住人として、この問題を良く考えなければなりません。
飢えに苦しむ子どもたちが、その元凶となっている家畜の餌を育てているという現実。家畜のために栽培されている穀物がもし人間に供給されるのであれば、飢えで苦しむ人々がいなくなり、さらにこれから増加するであろう世界の人口を数十年はカバー出来るだけの食糧を確保出来るという。
- 世界の土地の3分の1を
家畜が占めている - 世界的な経済成長によって所得も上がり、肉食文化が広がり続けている影で、家畜またはその飼料を育てるための土地が、凍土をのぞいた地球上の土地、3分の1を占めるまでに拡がりました。
なんと家畜を飼育するための放牧地や飼料用作物の栽培に使われている農地は、地球上に存在する農地の80%以上※2!この課題解決のために注目されているのが、培養肉や代替肉と呼ばれるフェイクミート。家畜から培養肉にシフトすることで、およそ95%もの土地利用率を減少出来ることが研究結果※3でわかっています。安全面や倫理的な問題などまだまだ課題の多い培養肉、そんな中、植物由来の代替肉が注目を集めています。
- ※1. 環境省「仮想水計算機」にて算出
- ※2. Stoll-Kleemann, S. & Schmidt, U. J.. 2017.Reducing meat consumption in developed and transition countries to counter climatechange and biodiversity loss: a review of influence factors. Regional Environmental Change, 17: 1261–1277.
- ※3.調査情報部(2019).「米国における食肉代替食品市場の現状」.農畜産業振興機構.https://www.alic.go.jp/joho-c/joho05_000777.html ,(2022-03-22参照)
- 地球温暖化
- 地球温暖化は、
畜産業におけるCO2排出量だけではなく、
家畜がオナラやゲップをすることによっても助長され、
更に商品として他国に輸出する際に排出される、
膨大な温室効果ガス量も見逃すことができません。
畜産は、地球上の温室効果ガス排出量の、
実に18%を占めており、
これは意外にも
車、船、飛行機などの輸送機関が排出するガス量を
上回っているのです。
さらに、このまま畜産と環境問題について
なにも対策をとらないでいると、
2050年までに温室効果ガスの52%が農業由来のもの、
そのうち70%が畜産による排出になってしまうことが
予想されています。
- 森林破壊
- 現在、急激な森林破壊が続いているのが、ブラジルのアマゾン熱帯雨林です。ブラジルのアマゾンにおける森林伐採は、放牧地や、主に家畜用飼料になる大豆などの畑の開発が主要因だということがわかっています。さらに、近年は開発のための人為的な放火が原因となって、森林火災も頻発しています。観測が始まった1988年から2018年までの30年間で、アマゾンの森林累計消失面積は日本の国土面積の1.1倍に相当する4,200万ヘクタールに及び、消失率は8.4%に達しています。
そして、現在では、毎秒サッカーグラウンド1面分もの熱帯雨林が畜産の為に伐採されているといいます。失われてしまった熱帯雨林は、その樹種の多様性から植林などでは戻ることがないそうです。
- 種の絶滅
- さらに森林破壊によって、危惧されるのが種の絶滅です。森林は種の宝庫と言われるほどで、陸地にすむ種の3分の2以上が生息しています。
森林や熱帯雨林の破壊によって、世界では年間で約4万種もの動植物が失われています。また、家畜を保護する為に、野生動物を殺す存在も浮き彫りになってきました。普段の生活を送っている中で、動植物が絶滅していることを意識することは少ないかもしれません。しかし、種の絶滅によって、生態系を破壊してしまうリスクがあり、周り回って私たち人類にとっても非常に深刻な問題なのです。
- 水質汚染
- 家畜による環境問題は、陸上の問題にとどまらず、水質汚染にもつながっています。懸念されている水質問題は、畜産排水(家畜のふんや尿)とよばれる汚れた水を放置、流出させることにより、細菌が増殖して広がり水が汚染されること。これにより、生態系が破壊されてしまうだけではなく、生活水にまで影響を与えてしまう可能性があります。
つまり、人間のカラダにも悪影響を及ぼしてしまうリスクがあるということです。
- DEAD ZONE デッドゾーン
- 牧場や畜産飼料用農場による水質汚染は、海洋における大規模なデッドゾーン(無酸素・貧酸素水塊) につながり、多くの河川、湖、沿岸海域の生態系の破壊を引き起こす要因となっています。
肥料に含まれるリンと窒素は、淡水や沿岸域で水生生物の成長を阻害し、さらに濃度が上がると藻の優占種がたちまち大量に繁殖して「ブ ルーム(大発生)」が起こることがあります。これにより、大量の藻が繁殖して枯死し、分解される過程で、水中の酸素が急速に消費され枯渇します。こうなると一部の微生物を除いて生き残ることができず、生物がほとんど生息しない「デッドゾーン」となってしまうのです。
この様に、様々な環境問題を内因する畜産業。
課題解決に向けた最新技術の研究も
進められていますが、
コストやその削減効果に疑問符が残り、
まだまだ先の話しとなる様です。
しかし、環境問題は待ったをかけてはくれません。
食肉の消費量が多い先進国の一員として、
地球温暖化や環境破壊に対して、
一人一人が早急に向き合わなければ、
次世代の子や孫に住める場所を残してあげることが
出来なくなるでしょう。
飢えや水質汚染で苦しむ小さな子供たち、
土地問題によって殺害される環境保護活動家、
家畜の為に低賃金で働かされる子供、
地球温暖化によって水没した集落に住めなくなった
人達など特に貧困に喘ぐ人々が
畜産業の犠牲になっている事も忘れてはなりません。
私たちVganは、
植物性の素材を使用するという間接的なCO2など
温室効果ガスの削減や水質問題、
パッケージや梱包類その他生産に必要な直接的な
温室効果ガスの削減などを通じて、
これらの環境課題の解決に取り組んで参ります!